家庭教師になる方へ/上田の家庭教師

質問とその答え

家庭教師を始めるにはどうすればよいですか・気を付けることはありますか


前ページで述べた形態のうち、どれを選ぶかによって違います。

* 個人プロ *

まず個人事業主として登録し(これは私のプロの定義ならではです)、ご自分のホームページやブログを立ち上げアピールし(余裕があれば広告を打つなども)、集客する始め方が基本だと思います。最初は仕事が入らないこともあるでしょうから、半年分以上の生活費は貯金しておくことを勧めます。
また、前項で触れましたが、契約書や仕事に関わる法的な知識も少し必要です。

* 個人アルバイト *

ホームページやブログで集客するか、知り合いのツテ等で仕事を始めることになると思います。お小遣い稼ぎとしてやるなら、ツテや口コミなどで少しだけやるのがよいでしょう。ホームページなどであまり集客し過ぎると、アルバイト感覚でやるには割に合わないほど苦労すると思います。

* 派遣プロ *

派遣業者に登録し、連絡を待ちます。また、個人事業主としての登録も済ませます(私の定義では)。
すぐには連絡がこないこともありますから、複数の業者に登録しておかないと生活が苦しくなることもあるので、貯金等の準備が必要なのは個人プロと同じです。

派遣プロで注意すべきは、ご家庭は指導の料金以外に、中間手数料などの多額のお金を払うということです。業者に手数料を払っている分のサポートがある場合は良いですが、何もない場合や、あっても必要ない場合があります。

私が関わった派遣業者の方々はみないい人ばかりでしたし、サポート体制も整備されていましたが、私の場合は指導法に関しても受験情報に関しても常に自らリサーチしていますので、ご家庭もほとんど利用されなかったとのことです。

* 派遣アルバイト *

派遣業者に登録し、連絡を待ちます。学生のころの経験では、こちらはすぐに連絡が来ることが多いです。

ただし、アルバイトは場合によってはかなり高額の教材がセットで販売されていたり、高額な中間手数料がかかることがあり、また営業の方の説明不足なのか、ご家庭がそれに納得していないことも多々あります。
トラブルを避けるにはよい業者を選ぶほかありませんが、派遣されてみるまで分からないことが多いので、難しいの一言に尽きると思います。

トラブルがあっても投げ出すことはできませんから、一生懸命仕事をし、ご家庭に納得していただくほかなく、アルバイト感覚とは程遠いケースも多々ありますが、家庭教師とはいえ教師をやろうと思うくらいですから、セミプロの気概を持って乗り越える覚悟が必要です。