家庭教師の一般的な情報/上田家庭教師

質問とその答え

プロ家庭教師とアルバイト家庭教師の違いは何ですか


プロ家庭教師の定義は人によって分かれるところだと思いますが、

@社会人であること
A指導経験が豊富である、もしくはそのレベルの指導ができること

この2つは、どんな業者にとっても共通していると思います。
私はこの2つに加えて、

B個人事業者として事業登録していること
C家庭教師が本業であること(ベテラン以外)

をあげたいと思います。

Bをあげた理由は、家庭教師という仕事はほとんどの場合(派遣業者からの派遣であっても)、派遣業者その他との労使関係はなく、個人事業の委任契約となるからです。
事業登録をしてしっかりと税金を納めることは社会人として当然のことですし、教師が家庭教師を仕事としていく覚悟や、利用するご家庭の安心感も違ってくると思います。

Cをあげた理由は、Bとも関わりますが、プロ家庭教師と謳う業者の中には、本業としての何かしらの他の仕事があり、空いた時間でお小遣い稼ぎとして副業で指導しているというものが少なからずいるようだからです。
本業の他の空いた時間でしっかりプロとして準備して指導できるかというと、そう簡単なものではありません。

家庭教師を本業でやりつつ、塾の講師として腕を磨いたり、何か時間の短いアルバイトをするのは問題ないと思いますが、もう10年以上家庭教師をやっているとか、長い準備の時間が取れる職業の方でない限り、プロを語るなら本業として家庭教師をしている必要があると思います。

これらから、アルバイトの家庭教師とは、
学生や他に本業のある社会人の副業としての家庭教師、ということになります。

その他の違いは、例えばアルバイトの方は、本業が忙しくなると休みがちになる・もしくは急にやめるということがあったり、やはりプロに比べると責任感や純粋な指導能力に乏しいということが多いようですが、これは家庭教師によります。

私もそうでしたが、アルバイトという位置付けでも本気の人はいます。
しかし準備にかけられる時間は、当然ですがまったく違います。
(物理的にそうなってしまいます)
その分アルバイトの料金は低めになっており、どちらを選ぶかはご家庭次第だと思います。
また、免許などはありませんので、当然それぞれ能力に磨きを懸けているものですが、こればかりはその人を見て判断するしかないように思います。

塾なども含め、アルバイトの教師は数多く存在します。
生徒などはアルバイトと聞くと瞬時に不信感をもつことがあるようですが、アルバイトだからといってすべての人が適当だったり、能力がないというわけではありません。
指導を受ける教師それぞれとよく向き合い、信頼に足るかどうかを感じ取ることが重要です。
契約を検討される場合には、その人柄(誠実さ、責任感など)をできるだけ確かめてからのご契約をお勧めします。